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今、高齢者に話題の「高専賃」とは?

「高齢者専用賃貸住宅」は2005年に高齢者居住安定確保法に基づいて制度化されたもので、通称「高専賃」と呼ばれています。一般の賃貸住宅と基本的な違いはありません。各部屋の設備も賃貸住宅のように、浴室、洗面所、トイレ、キッチンなどが各部屋ごとに用意されていますが、高専賃ではこれらに加えて、高齢者にとって安心できる設備やサービスが充実しています。

例えば、訪問介護ステーションや、他の入居者と気軽にコミュニケーションが取れるコミュニティールームが存在していたり、建物自体にも高齢者の身体機能に対応した設計や設備、いわゆるバリアフリーが施された設計がなされています。介護が必要になった時には、外部の介護サービスを利用することもできます。

一般の賃貸を借りる感覚で"自由で気ままな暮らし"を送りつつ、万一倒れたときや、病気になった際の不安をもつ一人暮らしの高齢者あるいは高齢夫婦も安心して暮らせる住宅が高専賃なのです。

■安否の確認や緊急時の対応から、生活相談までを行なうライフサポートアドバイザー(※LSA・生活援助員)が派遣され、生活面でのあらゆる支援を行ってくれます。

LSAがいない場合でも、緊急通報装置が室内に設置されていて、管理者や警備会社へ通報する体制を整えている高専賃もあります。

■高専賃は食事や生活支援といった日常生活に関するサービスの有無や、家賃の支払いに関する情報開示を義務づけられているのも特徴です。

【有人老人ホームとの違いは?】〜費用面でもメリットが多い高専賃〜

有料老人ホームの多くが、入居時に一時金を支払い、一生住み続ける権利を得る「終身利用権」方式での契約になっているのに対して、高専賃の場合は「賃貸借契約」方式です。有料老人ホームと違い高額な入居一時金が不要なことが最大のメリットとなります。

また、入居者の収入レベルに応じて家賃補助が受ける事が可能なのも高専賃の特徴。一般の賃貸住宅に比べても、軽負担で入ることができます。

利用金額の相場としては、月額10〜30万円程度。低所得者向け家賃補助のある高優賃を利用した場合は、6〜10万円程度が相場と考えておけばよいでしょう。

もちろん、家賃もサービスの質や部屋、立地などによっても違ってきますし、部屋の広さや設備、共有スペースの充実度などにも様々な違いがあります。このように、高専賃は部屋の大きさも料金体系もよく比較、検討することが必要です。

最後に・・・

いわゆる老人ホームや介護施設に比べると、まだまだ数が少ない高専賃ですが、
介護や医療が必要になった場合にも安心して暮らすことができる高齢者向け賃貸住宅は注目度が高く、今後その数も増える傾向にあります。高齢者住宅をお探しの方は、選択肢の一つとしてこの高専賃も加えてみてはいかがでしょうか?


※「LSA(Life Support Adviser)」とは。
生活援助員のことです。見守りサービス(安否の確認)、生活指導や相談、緊急時の対応、関係機関との連絡、コミュニティづくりの支援などを行います。LSAの設置基準は30戸当たりに1人。所属は社会福祉法人などで、ホームヘルパーや介護福祉士などの資格を持っているケースが多いです。


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